The Full Investment

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主に米国株投資で配当金生活を目指しています。

求める人物像「チャレンジ精神旺盛」← はぁ?

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今は就職活動の時期です。

今年は3月から就活解禁になり、6月から本格的に面接が始まるそうです。

 

新卒を募集している会社は、大体「求める人物像」を掲げています。

その中で最もよくあるのが「チャレンジ精神旺盛」ではないでしょうか。

 

これは大半の就活生からしたら迷惑な話です。

本当にチャレンジ精神旺盛な人なんて、ごく一部だけでしょう。

大半の人は、本音では楽してお金をもらいたいと思っているはずです。

 

しかし、どこの会社もこんなハードルの高い人物像を掲げているため、就活生は仕方なく、「チャレンジ精神旺盛な人」を演じなくてはいけません。

うまく演じれば内定くらいはすぐとれるでしょうが、会社に認められたのは所詮偽りの自分です。

そんな状態で会社に入ったところで、結局ミスマッチを起こし、すぐに仕事が嫌になります。

そして早期離職や、最悪自殺に繋がってしまうのです。

 

私も就職活動をしていたときは、例にもれず「チャレンジ精神旺盛な人」を演じていました。

たまに、うっかり保守的なことを口走ったりしてましたけどね。

柄にもないことをすると疲れるものです…

 

 

一方、会社側が「チャレンジ精神旺盛な人」を求める理由も分かります。

今のご時世、どんどん新しいことに取り組んで、イノベーションを起こしていかないとすぐに置いてけぼりになり、会社が潰れてしまいます。

 

だったら、安い給料で働いている従業員にチャレンジさせて、じゃんじゃかイノベーションを起こさせたほうが効率がいいわけです。

 

しかし、給料固定の従業員が仕事でわざわざチャレンジをするのは、本来自身の利益に反する行為です。

下手にチャレンジすると、仕事がどんどん面倒になり、給料に見合わなくなります。

 

「チャレンジ精神旺盛な人」とは、結局「会社にとって都合の良い人」なのです。

 

会社側はよく、「チャレンジすることで人間的に成長できる」と、あたかも従業員にメリットがあるかのように謳っています。

しかし、具体的に「成長」って何なのでしょうか?

役に立つ技術が身につくならいいですが、大概は他人の顔色をうかがうことに特化したコミュニケーション能力(笑)くらいしか身につかないでしょう。

私のような「意識の低い人間」には、「成長」とか言われてもなんのインセンティブにもならないです。

 

 

そもそも、会社(経営者)と従業員は、利益相反の関係です。

経営者は安い給料で従業員をこき使って儲けたいのに対して、従業員はできるだけ働かずに楽して儲けたいのです。

 

両者が納得できる妥協点が見つけられると良いのですが、今は従業員側にとってやや「ブラック」な状態で均衡しているようですね。