The Full Investment

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主に米国株投資で配当金生活を目指しています。

KO vs PEP 今買うならどちらか

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コカ・コーラ(KO)とペプシコ(PEP)、米国株投資家ならほとんどの人が購入を検討する銘柄です 。

 

直近1年間の両社の株価は、PEPが+11%と好調なのに対して、KOは-3%と低迷しています。

 

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好調な株価と比較的安定した業績から、巷ではPEPを推す声をよく聞きますが、もし今買うならどちらがよいか、私なりに少し考えて見ようと思います。

 

両社のビジネス内容はご存知の方も多いと思いますので、ビジネス内容は割愛し、ここでは主に業績を比較して検討したいと思います。

 

業績比較

業績データのソースはMorningstarのサイトです。

 

1. 売上高、利益等

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KOの売上高および利益は、昨今の炭酸飲料離れやボトラーの再フランチャイズ化の影響もあって、近年減少傾向です。

対してPEPは、食品部門のフリトレーが好調なこともあり、売上高・利益ともに比較的安定しています。

しかし、粗利益率、営業利益率ともにKOのほうが一貫して高く、効率よく稼いでいることが分かります。

フランチャイズ化により、KOの売上高は減少しますが、利益率はさらに向上する見込みです。

また、同様の傾向がキャッシュフローにも見られます。

 

2. EPS、株主還元 

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KOのEPSは減少傾向ですね。株価が低迷するのも頷けます。

配当性向も直近で100%近くまで上がっており、ここまで来ると減配の懸念も出てきますが、おそらく減配はないでしょう。

相変わらず自社株買いもしていますし、いざとなれば自社株買いを控えて配当を維持するんじゃないでしょうか?

それにこの状態は一時的なものであり、いずれ改善するものだと私は考えています。

 

対して、PEPのEPSは緩やかに増加傾向です。

配当性向も余裕があり、素晴らしいですね。そりゃ株価も上がるでしょって感じです。

 

3. ROE自己資本比率

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利益率はKOのほうが高いですが、ROEはPEPのほうが高いですね。

PEPは現在自己資本比率が低く、レバレッジを効かせた経営になっています。

 

4. バランスシート 

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KOの自己資本比率もやや低めですが、PEPはさらに低いですね(約15%)。

まあ高収益企業によくある、借金して自社株買いのパターンでしょうけど。

 

 

結局どちらが買い?

長々とグラフを載せましたが、要は業績・株価好調のPEPと、業績・株価低迷、しかし高利益率のKOという感じです。

 

で、どちらを買うかと言われれば、どちらも優良銘柄なので、私は割安なほうを選べばいいと思います。

まあ割安なのはKOでしょうね。

優良企業への悲観は「買い」ということで、私はKOを選びます。

 

EPSの減少傾向が少し気になりますが、ボトラーの再フランチャイズ化が完了すれば、来年くらいには改善しているでしょう…たぶん。

 

 

最後に、直近1年の両社の配当利回りの推移を見ておきましょう。

 

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KOの利回りはここ1年で高い水準になっており、「お買い得」ともとれる株価になっています。

反対に、PEPの利回りはここ1年で最も低い水準になっており、割高感が強いです。

これと同等の利回りなら、私はJNJを買います。

また、現在PEPの株価は史上最高値付近ということもあり、さらに買いにくい状況です。

 

ということで、配当利回り的にも私はKOを選びます。

株価が低迷して配当利回りが高い状態は、配当再投資の効率が良く、シーゲル教授の言葉を借りればこれは「下落相場のプロテクター」であり、株価が回復するときには「上昇相場のアクセル」となるのです。

 

もちろんこの先ずっとKOの株価が低迷し続ける可能性もあるわけですが、KOほどの企業がそれで終わるとも考えにくいですしね。

 

ちなみに私はPEPも欲しいです。

利回りがせめて3%くらいになればうれしいのですが…