The Full Investment

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主に米国株投資で配当金生活を目指しています。

Morningstarで企業研究

投資雑記

私は個別銘柄へ投資を検討するときに、その企業の実績をMorningstarのサイトで調べるようにしています。

Morningstarの何がいいかと言いますと、各企業の過去10年分の実績を簡単に見ることができることです。

これは本当に便利で私も重宝しているので、今回はこれの紹介をしたいと思います。

 

・Morningstarで企業の過去10年分の実績を調べる

まずはMorningstar(英語版)にアクセスします。

Morningstar – Independent Investment Research

 

ちなみにMorningstarは、新サイトと旧サイトがあるのですが、過去10年分のデータは、おそらく旧サイトからしか見れないと思います。

 

今回はコカ・コーラ(KO)を題材に説明していきます。

Morningstarのサイトに入ったら、調べたい企業のティッカー(今回はKO)をサイト上部の「Quote」に入力してEnterを押します。

すると、こんな↓画面になります。

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次に、上の画像の赤枠で囲ってある「Key Ratios」をクリックします。

すると、こんな↓感じで過去10年分の主要な指標の一覧が出てきます。

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10年前ということなので、2006年12月期のデータから見ることができます。

あとは好きなだけこの素晴らしい業績を堪能してください。

 

説明は以上ですが、投資家として見たほうがよい指標についても少し紹介したいと思います。

 

まずは、「Financials」の欄ですが、やはりEarnings Per Share (EPS)やDividendsの推移は見ておくべきですね。

(Dividends)÷(EPS)で計算されるPayout Ratio(配当性向)も注目です。

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上のデータを見ると、コカ・コーラは近年配当性向が高まってきていることが分かります。

 

また、Operating Cash Flow(営業CF)も重要です。

特に、営業CFをRevenue(売上高)で割ることで算出される営業CFマージンは、その企業の収益性を測る上でかなり重要です。

例えば、コカ・コーラの2015年12月期の営業CFマージンは、上のデータより、23.8%となります。

この数字の良し悪しは他社と比較しないとわかりませんが、十分高い値だと思います。

おそらく日本企業ではなかなか見られないような収益性の高さではないでしょうか。

 

「Key Ratios」の欄の「Profitability」タブで見られるReturn on Equity (ROE)も、企業の収益性を測る指標として重要です。

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ROEが高いほど、株主資本を効率よく使って利益を上げていることになるのですが、コカ・コーラの場合、大体30%前後で推移しています。

これも日本企業ではなかなか見られないような高さです。

 

また、「Financial Health」のタブで見られる、「Total Stockholders' Equity」は、その企業の健全性(借金まみれではないか)を測る自己資本比率に相当します。

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「Growth」タブでは、企業の成長率が見られます。グロース株投資家なんかはEPSの成長率を重視するのではないでしょうか。

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以上より、Morningstarのサイトを活用することで、「優良企業」と言われている企業は何がいいのかを定量的に見ることができます。

ちなみに過去10年分のデータは、米国企業だけでなく、英国や日本企業(ADRだけ?)についても見られます。

皆さんも、Morningstarを活用してじゃんじゃん企業研究しましょう!